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土方歳三見参
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Posted by Toshizou Hijikata - 2009.06.04,Thu


 日本聖公会京都教区は、今日が何の日か知っているだろうか。テレビでも放映されていたから、多少は知っているかもしれない。しかし、彼らが現在していることは、明らかに現在の中国共産党と同じことをしていることに気が付いていないだろう。

 少なくとも主教は中国における共産党と同じか、それ以上の絶対的権力を持っていると考えていることは、いままでの一連の発言や行動から明らかなことだ。中国共産党は三権分立という、近代市民社会の最低条件を認めていない。勿論、民主主義も認めていない。そして一番の問題である、共産党一党独裁を永遠不変のものとして維持し続けている。

 主教は、日本聖公会法憲法規をも超えて判断できると考え、法憲法規の規定を守らなくとも罰せられることはないと考えている。そして、各教会から、民主主義的手続きを経て選ばれた(これには疑問があるが)信徒代議員と聖職者による教区会の決定を、時として無視できるかのように考えているように見えることさえある。そして、その教区会で民主主義的手続きによって選ばれた常置委員会は、ある意味で教区主教の諮問機関でしかないように振る舞っている。そして、審判廷においては、教区主教が審判長になることを義務づけている。

 これでは、薩摩・長州・土佐・肥前の愚かな輩が手前勝手に決めた「天皇制」という得体の知れない国家体制と同じではないのか。ところがだ、日本聖公会の中には「昭和天皇の戦争責任」という言葉を使っていたのがいた。しかし彼らは、日本聖公会京都教区における現職司祭の女児性的虐待事案に関する京都教区主教の対応に関して、何ら批判の声を上げていない。「女性の人権」に関して発言を繰り返していた聖職者達も、一切口を噤んでいる。

 すべては自分たちの立場を守るための、あるいは自分たちの生活を守るための、発言や行動でしかなかったことがこれではっきりしてきている。日本に似非左翼(サヨク)は要らない。この困難な時代の中で、自分たちの命を賭けてでも、抑圧され、差別され、疎外されている人々の自由と権利を守り続けようとしないサヨクは、最早、それが自らキリスト教を自称したとしても、彼らは聖書が伝えている信仰とはほど遠いところを歩んでいるばかりではなく、サマリヤ人によって助けられた旅人から、残されたものをすべて奪い去り、その人生までをも奪い去ろうとしていることにしかならない。

 「審判員の忌避」が話題になっているようだが、最悪の事態だと言わざるを得ない。審判長である教区主教自身が、性的虐待問題が解決しているかのように、被害者の家族の発言をねじ曲げて、全国に情報を流していたのだ。あるいは、審判員の一人は、あの最高裁判所の上告却下の後、教区総務局長として「冤罪」「最高裁判所に抗議する」という声明を出していたのだ。これで正常な審判廷が開けると考える人がいるだろうか。中国の国家主席が中国共産党を裁けないように、日本聖公会京都教区の教区主教は、常置委員会はおろか、自分自身をも裁かなければならない立場にあるのだから、現在の教区主教にこの審判廷の審判長の職務を正常に行うことなど出来るわけがない。

 夕食の前に、久しぶりに鞍馬天狗と電話で長話をした。かれはもう、現在の状況に関して、「開いた口がふさがらない」状態だと言っていた。おそらく、誰もがそう思うだろう。やはり、日本聖公会のサヨクは中国共産党と同じ過ちを犯していたのだろう。これは想像でしかないが、心ある聖職者達の口を噤ませることが出来るだけの権力を持っている人間が日本聖公会にいるとしか思えない。あるいは、口を噤ませられるような聖職者は既に、日本聖公会から出ていってしまっているのかもしれない。

 日本聖公会は最早、主教会が全責任を持って、教区審判廷を開催し、裁くべき人物を裁かなければ、問題が解決しないばかりか、日本聖公会自身が社会的にも、教会的にも崩壊せざるを得ないだろう。現在の審判員で、日本聖公会京都教区が正常な審判を出来ると考えている主教は一人もいないだろうと信じている。

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